UTF-8 encoded Translated into Japanese language by Yuuki OKANO. 日本語訳 陸野 優樹 Email: marimo@wdic.org 開始 2001年12月10日 / translation 10 December 2001 翻訳 2001年12月10日 / translation 10 December 2001 修正 2006年12月09日 / correction 09 December 2006 日本語に訳された文書に関する著作権は訳者に帰属します。 著作権についてはオリジナルに従います。 配布についてはオリジナルと同様に無制限です。 内容は不定期に更新されます。 最新の内容は http://www.akanko.net/marimo/rfc/ にあります。 この文書は rfc1079 を訳者(marimo@wdic.org)が個人的な好奇心で適当に翻 訳したものです。したがって、翻訳の正確さなどは全く保証いたしません。誤 訳や根本的な勘違いなどが多く含まれていると思います。正確な情報が必要な 場合は英語原文も合わせてお読みください。誤字・誤訳など翻訳内容について の指摘は、いつでも歓迎します。 Network Working Group C. Hedrick Request for Comments: 1079 Rutgers University December 1988 Telnet 端末速度オプション このメモの位置づけ このRFCはインターネットコミュニティのための標準を規定する。インター ネットのホストが、Telnetプロトコルによって端末速度情報を交換する場合、 この標準を採用し、実装することが期待されている。このメモの配布は無制 限である。 この標準は、RFC 930 [1]、telnet端末タイプオプションにならって作られ ている。この文書のテクストの多くは、そのRFCからコピーされた。 動機 殆どのオペレーティングシステムは、直接接続された端末とモデムの速度 (ビットレート)の経過をたどるための供給を持っている。この情報は、様々 なタイミング依存のディスプレイプロセスを制御するために用いられる。例 えば、遅延に使われる穴埋め文字の数がある。あるソフトウェアは、高速お よび低速の端末のために別に調整されるユーザーインターフェイスを持って いる。このオプションの目的は、同様の情報をtelnet接続にて提供すること である。 1. コマンド名とコード TERMINAL-SPEED コード = 32 2. コマンドの意味 IAC WILL TERMINAL-SPEED 送信側は、続くサブネゴシエーションについての端末速度情報を送 る。 IAC WON'T TERMINAL-SPEED 送信側は、端末速度情報を送るのを断る。 IAC DO TERMINAL-SPEED 送信側は、続くサブネゴシエーションについての端末速度情報を受 け取る。 IAC DON'T TERMINAL-SPEED 発信機は、端末速度情報の受け入れを断る。 IAC SB TERMINAL-SPEED SEND IAC SE 送信側は、(受信者の)の端末速度を送るのを受信者に頼む。SEND のためのコードは1である(下記参照)。 IAC SB TERMINAL-SPEED IS ... IAC SE 送信側は、その端末速度を述べている。ISのためのコードは0である (下記参照)。 3. デフォルト WON'T TERMINAL-SPEED 端末速度情報は交換されない。 DON'T TERMINAL-SPEED 端末速度情報は交換されない。 4. オプションの記述 WILLとDOは、適用と将来の議論のための許可を得るためだけに使われる。 ステータス情報の実際の交換はオプションサブコマンド内で行なう (IAC SB TERMINAL-SPEED...) 一度両者のホストがWILLとDOを交換したら、DO TERMINAL-SPEEDの送信側は 自由に速度情報を要求できる。DOの送信側だけが要求(IAC SB TERMINAL-SPEED SEND IAC SE)を送ることができ、WILLの送信側だけが実際の速度情報を伝え ることができる(IAC SB TERMINAL-SPEED IS … IAC SEコマンド内)。端末速 度情報は自発的に送られることはなく、要求だけに応答する。 端末速度情報はNVT ASCII文字列である。この文字列は、カンマにより区切 られた、端末の送信と受信の速度の10進表現を含んでいる。例えば、 9600,100 先行ゼロは含まれないかもしれない。スペースなどの挿入文字は全く含ま れないかもしれない。 以下はオプションの使用例である: ホスト1: IAC DO TERMINAL-SPEED ホスト2: IAC WILL TERMINAL-SPEED (Host1は随時自由にステータス情報を要求できる) ホスト1: IAC SB TERMINAL-SPEED SEND IAC SE ホスト2: IAC SB TERMINAL-SPEED IS "1200,1200" IAC SE (このコマンドは15オクテットである) 5. 実装提案 多くのシステムは一定の個別な端末速度のみ許す。そのような状況では、 許された値のうちの1つとマッチしていない速度が受け取られうる。受信 者は、許される最も近い速度を選び、"安全な" 方向に丸めることを提案す る。安全とは、速度情報の用途に依存する。もしそれが穴埋めのために使わ れるのなら、あまりにも多くの穴埋めは望ましくないので、それは切り上げ るのが最も適切である。 参考資料 [1] Solomon, M., and Wimmers, E., "Telnet Terminal Type Option", RFC 930, January, 1985 奥付: Charles Hedrick Rutgers University Center for Computer and Information Services Hill Center, Busch Campus P.O. Box 879 Piscataway, NJ 08855-0879 Phone: (201) 932-3088 Email: HEDRICK@ARAMIS.RUTGERS.EDU