UTF-8 encoded Translated into Japanese language by Yuuki OKANO. 日本語訳 陸野 優樹 Email: marimo@wdic.org 開始 2001年12月11日 / translation 11 December 2001 翻訳 2001年12月11日 / translation 11 December 2001 修正 2001年12月11日 / correction 11 December 2001 日本語に訳された文書に関する著作権は訳者に帰属します。 著作権についてはオリジナルに従います。 配布についてはオリジナルと同様に無制限です。 内容は不定期に更新されます。 最新の内容は http://www.akanko.net/marimo/rfc/ にあります。 この文書は rfc930 を訳者(marimo@wdic.org)が個人的な好奇心で適当に翻 訳したものです。したがって、翻訳の正確さなどは全く保証いたしません。誤 訳や根本的な勘違いなどが多く含まれていると思います。正確な情報が必要な 場合は英語原文も合わせてお読みください。誤字・誤訳など翻訳内容について の指摘は、いつでも歓迎します。 Network Working Group Marvin Solomon Request for Comments: 930 Edward Wimmers Supersedes: RFC 884 University of Wisconsin - Madison January 1985 TELNET 端末種別(ターミナルタイプ) オプション このメモの位置づけ このRFCはARPAインターネットコミュニティのための標準を規定する。ARPA インターネットのホストは、Telnetプロトコルによる端末種別情報の交換で、 この標準を採用し実装することが期待されている。このメモの配布は無制限で ある。 この標準はRFC 884を破棄する。唯一の変更点は、TERMINAL-TYPE SENDの サブネゴシエーションだけに応答してTERMINAL-TYPE ISサブネゴシエーショ ンが送られるべきである、という規定である。さらなる説明は下記を参照の こと。 1. コマンド名とコード TERMINAL-TYPE 24 2. コマンドの意味 IAC WILL TERMINAL-TYPE 送信側は、次のサブネゴシエーションにおける端末種別情報を送る IAC WON'T TERMINAL-TYPE 送信側は、端末種別情報を送るのを拒否する IAC DO TERMINAL-TYPE 送信側は、次のサブネゴシエーションにおける端末種別情報を受け取る IAC DON'T TERMINAL-TYPE 送信側は、端末種別情報の受け入れを拒否する IAC SB TERMINAL-TYPE SEND IAC SE 送信側は、送信側の端末種別の送信を送信側に要求する。SENDのための コードは1である(下記参照)。 IAC SB TERMINAL-TYPE IS ... IAC SE 送信側は送信側の端末種別名を述べている。ISのためのコードは0であ る(下記参照)。 3. デフォルト WON'T TERMINAL-TYPE 端末種別情報は交換されない。 DON'T TERMINAL-TYPE 端末種別情報は交換されない。 4. オプションのための動機 このオプションは、telnetサーバが、ユーザーtelnetプログラムに接続し ている端末種別を決定することを可能とする。そのような情報の転送は、 処理のどのような直接変化も暗示していない。しかし、その情報は、端末 の特別な仕様に適するように、送るデータが変更されてから、プロセスに 渡されるかもしれない。例えば、いくつかのオペレーティングシステムが、 動作している端末種別を示すコードに適応するターミナルドライバーを持っ ている。カーソルアドレス位置指定や多色などのような特別な処理を含み、 ネットワーク仮想端末指定は含まない、TERMINAL TYPEやBINARYオプショ ン、そのようなシステム上のtelnetサーバプログラムを使うことは、それ らが直接つながっていたかのように、稼働する端末を持っているように取 り決められるだろう。このオプションは、ステータス情報の実際の転送を SBコマンドに延期してTELNETオプションの正常な構造に納まる。 5. オプションの記述 WILLとDOは、適用と将来の議論のための許可を得るためだけに使われる。 ステータス情報の実際の交換はオプションサブコマンド内で行なう (IAC SB TERMINAL-TYPE...) 一度両者のホストがWILLとDOを交換したら、DO TERMINAL-TYPEの送信側は 自由に種別情報を要求できる。DOの送信側だけが要求(IAC SB TERMINAL-TYPE SEND IAC SE)を送ることができ、WILLの送信側だけが実際の種別情報を伝え ることができる(IAC SB TERMINAL-TYPE IS … IAC SEコマンド内)。端末種別 情報は自発的に送られることはなく、要求だけに応答する。 端末種別情報はNVT ASCII文字列である。この文字列は大文字と小文字は 同一視される。有効な端末種別の完全な一覧は、最新の "Assigned Numbers" RFCにて見つけられるかもしれない。 以下はオプションの使用例である: Host1: IAC DO TERMINAL-TYPE Host2: IAC WILL TERMINAL-TYPE (Host1は随時自由にステータス情報を要求できる) Host1: IAC SB TERMINAL-TYPE SEND IAC SE Host2: IAC SB TERMINAL-TYPE IS IBM-3278-2 IAC SE 6. 実装提案 "terminal type" (端末種別)情報は、ネゴシエーションの双方に有効な全 てのNVT ASCII文字列である。"Assigned Numbers" の端末種別名の一覧は、 端末種別の代わりの "spellings" により起こされた混乱を最小化すること を目的としている。例えば、もし一方の一団が、他がそれを "IBM-3278/2" と呼んだ時、端末を "IBM3278-2" と呼ぶ予定になっていたなら、混乱が生 じるだろう。理解されない端末種別のために否定応答はないが、もし有効な 端末種別が指定されなかったなら、ある他方のオプション(バイナリーモー ドに切り換えるなど)は拒絶されるだろう。場合によっては、特定の端末は、 例えば具体的な種別、およびより一般的な種別という複数の名前により知ら れているかもしれない。そのような状況においては、TERMINAL-TYPE ISコマ ンドの送信側は、様々な名前によって、連続したTERMINAL-TYPE SENDコマン ドに応答すべきである。このように、最初の反応を理解しないtelnetサーバ は、選択肢によって促すことができる。しかしそれは、TERMINAL-TYPE SEND コマンドに、同じ反応2つの連続的な時を受け取ることを追いかけさせるこ とを止めるべきである。同様に、送信側は、それが、送られた最後のものを 繰り返し、全ての入手可能な名前を送ったことを示すべきである。要求 (TERMINAL-TYPE SEND)に応答してTERMINAL-TYPE ISが送られなければならな い事のみ注意すること。なぜなら、TERMINAL-TYPE ISを送り、そして、 TERMINAL-TYPE SENDを受け取ったホストが、他のホストが2番目のオプショ ン、あるいはTERMINAL-TYPE SEND及び中流と横切るTERMINAL-TYPEであるか どうかを決定しないだろう。 種別 "UNKNOWN" は、もし端末種別が未知か、あるいは他のパーティーに より認知されそうにないならば使われるべきだろう。 端末種別名の完全な最新一覧表は、"Assigned Numbers" で主張される。 端末種別名の最大の長さは40文字である。